入試に向かう心持ち

入試

高校入試は

多くの生徒にとって初めての

人生を決めるレベルの

「選ばれる経験」です。


 

選ばれる人と、選ばれない人がいる。

選ばれなければ

どんなに行きたくても

その高校にはいけない。


全員が望み通りの結果を

手にできるわけではありません。



だけどそこで手にする結果は

どんな形であれ

自分の未来を作る一つのピースです。


パズルをイメージしてみてください。



様々な形、色、模様のピースが集まって

一つの大きな絵になります。


作っている最中は

そのピースが完成図の

どこの部分に当たるのかは

はっきりと分かりません。



出来上がって初めて

「ああ、あの部分だったのか」と

確認ができますよね。

それと同じで

一つ一つの経験は

その時はなんの役に立つのか

わからなかったりします。



もしかしたらその時は

当てはめる場所が見つからずに


「このピース、いらない!」と

思うような

形や色のピースかもしれません。

だけど捨てずに取っておけば



パズルが完成に近づいていくうちに

「ああ、ここに使うのか!」

とわかる瞬間がきます。



その時、必要だと思えないからといって

「いらない!」と捨ててしまったら

パズルを完成することができないのです。



合格も、不合格も

必ず後で必要になるピース。



結果を手にして嬉しいと思ったり

悔しいと感じたりすることは

もちろんあるでしょう。


その感情は感情として味わいつつ


「この結果が後でどんなピースとして

役に立つのかな」って



楽しみにできるような

そんな考え方ができるように

学んで欲しいと思います。









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